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ドバイ
ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)の首長国のひとつで、アラビア湾の入り口に位置するアラビア半島最大の商業都市です。しかし、かつてのドバイは、真珠の輸出や漁業を主な産業とする小さな漁村だったそうです。アラビア湾岸地域に原油の油田が発見された以降も、ドバイは原油の産出量が少なかったため、外国資本の誘致やリゾート開発、観光産業に力を注ぎ、現在の発展につながりました。
ドバイの真珠と原油
ドバイをひとつの国だと思っている方も多いようですが、実は、アラブ首長国連邦の連邦体制を構成する7つの首長国のひとつドバイ首長国です。アラブ首長国連邦というより、最近ではUAEという言い方の方がわかりやすいかもしれませんね。UAEというと産油国というイメージが強いと思いますが、ドバイは原油の埋蔵量が少なく、石油資源は乏しいのです。UAEの石油のほとんどは首都でもあるアブタビ首長国から産出されるものです。そのため、ドバイでは、外国資本の誘致やリゾート開発、観光産業に力を注いだため、現在では、中東の貿易や商業の中心地にまで発展しました。しかし、石油が発見されるまでの間は、ドバイを含むアラビア湾岸地域の主な産業は真珠でした。アラビア湾で採れる真珠はとても美しく、中でもドバイは、アラビア湾岸地域の天然真珠の中心地でした。アラブ湾岸地域の主要な輸出品のひとつでした。今では考えられませんが、ドバイもかつては、真珠の輸出や漁業を主な産業とする小さな漁村だったそうです。
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ドバイの真珠と観光
ドバイの真珠産業は衰退していましたが、ここ最近、ドバイの真珠の情勢が変わってきています。かつて、ドバイの真珠を衰退に追いやったのは、日本の養殖真珠でした。日本が養殖真珠の量産に成功したことで、天然の真珠の産地であったドバイの真珠が衰退してしまいました。しかし、最近、国際真珠大会が開催されたり、真珠をテーマにした文化遺産センターや真珠取引業者に対する自由貿易環境を提供する計画が進行していたり、再びドバイを天然真珠の中心地にしようという動きが見られます。衰えているとはいえ、天然真珠という産業分野では、湾岸地域の存在感は、世界トップレベルです。真珠のアクセサリーを選ぶときにしても、養殖真珠より、天然真珠の方が好まれるのは、日本だけではないようです。真珠というよりもパールといった方がピンと来るかもしれませんね。パールは、6月の誕生石のひとつで、日本では冠婚葬祭などのとき、女性がネックレスなどで身につけることが多く、人気のアクセサリーのひとつでもあります。
ドバイは、原油の埋蔵量が少なく、早くからリゾート開発、観光産業に力を入れています。とはいえ、アジアにおいては、ドバイ原油が原油価格の指標にもなっています。また、中東というと、砂漠のイメージがあると思いますが、現在のドバイは、摩天楼がそびえ立つ中東のメガロポリスと化しています。日本でもドバイは、高級リゾート地というイメージでテレビ番組でも取り上げられることが多いので、きっと、ドバイの摩天楼を見たことがある方も多いでしょうね。ドバイに旅行するというと、誰もがうらやむお金持ちのような感じがするのも、ドバイが作り上げた観光産業の成果なのかもしれません。
ドバイの真珠の復活が、これからのドバイ観光の目玉になるかもしれませんね。
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